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別れゆく君の後も追わず一人ぽつり鳩に餌やり涙隠し
君の癖相変わらずだと懐かしむ我らを隔てるは時だけか
横見たら私から君へもらいあくび はははと笑う小さな幸せ
欲望は一つ叶えばさらに増し心に住まうウイルスのごとし
年輪を重ねるがごとく日々進む恐るるに足らず熟せよ乙女
そばにいて涙をふいて抱きしめて私はいつも求めてばかりか
誰一人自分を知らないこの街で誰かに会いたい歌舞伎町
若さゆえ愛されたいと願いすぎ心より身体を差し出す17、私
マスカラを多めにつけて迎え撃つ泣かないと決めた君との最後
連れ添って言わなくてもわかると過信していつしか君どこか遠くへ
見知らぬ街過ぎ行く人の残り香が楽しかった頃に連れ戻すようで
寒いから君のポケットに手を入れる知ってるかい?幸せなんだ
吹き荒れる嵐の中で抱いた君雨の音より吐息が近く
携帯をスクロールすれども見当たらないそこから夢は生まれない
いつかの朝行けるとこまで行こうと言った君旅のことか二人のことか
天井に床にベッドにその白さ流れる時間は吸い取られ
君がため私に何ができるというこの呼吸器をはずすことこそあれ
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