それでも私は嘘をつく

嘘に優しいも何もあるのだろうか。
積み上げられてゆく嘘は、どんどん私の顔に偽りの笑顔を塗りたくり、
そのうち何が本当なのかわからなくする。
ごめんよ。
ごめんよ。
君のことが好きなのは、本当に揺るがないことなのに。

殺し文句

「狂わせたいね、あなたを。」







・・・・・まいりました。

直列か並列か

たとえば。
Aという人を好きな気持ちを１００として。
そこにBという人が現れて、Bを２０くらい好きになった場合。
Aに対する愛情は、単純に８０に減ってしまうのだろうか。



乾電池の直列つなぎと並列つなぎ。

知らない自分

「あなたは、束縛されたいんだね。束縛されるのが好きなんだよ。」



あー、なんで、自分でも気づかなかったことを、君は見抜くのだろう。
悔しいくらいに。

踏み込んで欲しい

わざと傷つけて
それでも食い下がってくるかどうかで
私に対する気持ちの深さをはかる



なんて幼稚な
なんて虚しい



自分の前に大きな壁を立てて
それを乗り越えてきてくれる人だけに自分の愛情を注ごうだなんて
いったい私は何様なんだ