迷いはない、考えるだけ

君と過ごす時間の方が長くて濃密で
君に見られてない
君を見ていない
君に触れられてない
君を感じれない
その時間があまりにも空虚になってきて
ああどうしたものか


結婚と恋愛は違うよ
そう何度も納得し何度も選び今に至る
結局離れることなんかできなくて
人目を盗んでただただ濃密にお互いを確かめる
その時間だけが私たちに許された時間だから


なぜ君を選ばないのか
なぜ君は私を選ばないのか
そんな迷いはお互いもうとっくになくなっている
「君と私は生きるスピードが違うから」
じゃあなぜこんなに触りたく重ねたくなるのだろう
なぜこんなに激しく愛しく君を求めるのだろう


家族と恋人は違うよ
それって結局弱い私たちの言い訳なのかな
普段はうまくやっていても時々バランスが取れなくなるよ
あまりにも君が私に足跡を残し過ぎて
君の感覚がいつまでも私に残っている


本当にこのままでいいのだろうか
ああまたも君を欲している